こんにちは、地方公務員のノリ@investmentNoriです。
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2014年から太陽光発電事業を行い今年で7年目を迎えます。
現在は、設備5基運用中で、さらに今年もう1基連系を予定しており、20年間で6000万円以上の利益を得られる予定です。
太陽光発電設備は業者にメンテナンス委託しているから大丈夫!
毎日遠隔監視システムで発電量をチェックしているから問題ないよ!
なんて思っていませんか?
もしかしたら、しっかりとメンテナンスしたら、今より発電量がUPするかもしれませんよ!
太陽光発電設備は、メンテナンス不要などと謳われて販売されていた時代もありましたが、メンテナンスは必須です。
他人事のように考えていましたが、実際に、僕の設備でも不具合、破損などが数回発生し、その都度修理をしてきました。
本日は、太陽光発電設備のメンテナンスの必要性と、そして僕が定期的に行っている太陽光発電設備のセルフメンテナンスのやり方、おすすめのメンテナンスガイドブックについてまとめていきます。
連系後、一度も現地へ行っていない、すべて業者任せている、そんな方は是非、一度自分で設備のチェックをしてみましょう。
また、これから太陽光発電設備を始める方は、是非、メンテナンスの参考にしてください。
詳しく見ていきます。
太陽光発電設備のメンテナンスはなぜ必要?
太陽光発電設備はメンテナンス必須です。
なぜ、必須なのか、それは、2017年4月から改正FIT法により、以下のような基準が設けられたためです。
- 太陽光発電事業者は、適切に点検・保守を行い、発電量の維持に務めること
- 定期的に費用、発電量等を報告すること
- 系統安定化等について適切に発電事業を行うこと
- 設備の更新または破棄の際に、不要となった設備は適切に処分すること・・等
それ以外にも数多く基準が定められています。
なぜ、このような新たな基準が設けられたのか?
それは、太陽光発電設備に不具合が多く発生したからです。
2012年にFIT法が施工され、太陽光発電設備が大量に設置されました。
しかし、再生可能エネルギーの普及、利用促進という目的ではあるものの、あくまでも投資に過ぎないとう考えの事業者が増加したことにより、初期投資を抑えるための手抜き工事や、経験の浅い企業が施工するケースが増え、それに伴い、事故、不具合が多発するようになったのです。
これらの理由から、メンテナンスが必須となりました。
とは言え、そもそも、発電事業を行う上で、自分の所有する設備の維持管理を行うことは当たり前です。
専門事業者に外注していれば問題ないと言えますが、目視点検に関しては、定期的に自分で行うことを推奨します。
僕の設備にも、事業を行ってきた7年間で様々な不具合、事故が発生しました。
詳しくはこちらの記事をご覧下さい。
では、次に、セルフメンテナンス方法について、見ていきます。
誰でもできる太陽光発電設備のセルフメンテナンス方法
先週末、太陽光発電設備のセルフメンテナンスを行ってきました。
電気系統の点検は専門事業者に委託しておりますが、自宅から近い設備であり、もともと砂利敷きの土地でしたので、雑草対策については、自分で行っています。
こちらがその設備になります。
砂利敷きの土地のはずですが・・・
法面はもちろん、砂利を敷いている敷地内についても、雑草が生えています。
これくらいのタイミングで対策しておかないと、一気に伸びてしまい、あとあと大変になってきます。
北側の法面は、手遅れ気味ですが・・・
とりあえず今回は除草剤を散布して、効果を見て、必要があれば、2週間後に、草刈り機での対応を行う予定です。
では、これから僕がいつも行うセルフメンテナンスの流れについて説明します。
- 敷地周辺の目視点検
- 設備の目視点検
- 雑草対策
1、敷地周辺の目視点検(フェンス周り等)
まず、敷地周辺の目視点検を行います。
フェンス周り、設備の周辺に異常がないかをチェックします。
特に、雑草が伸びやすいこの時期、フェンスに雑草が絡んでいる場合が多いです。
雑草が絡み、フェンスが風を受けやすくなると、強風でフェンスが倒れる場合があります。
絡んでいる場合は、初期段階で対応を行うようにしましょう。
2、設備の目視点検(パネル・パワコン・ケーブル・架台)
次に、設備の目視点検を行います。
パネル:パネルが割れていないか、落下していないか、汚れていないか、鳥のフンなどが落ちてホットスポットとなっていないか
パワコン:パワコン周りに異常がないか、雑草がパワコンに絡まっていないか、異音がしないか
ケーブル:断線していないかどうか等
架台:歪みなどはないか、ボルトの緩みがないのかマーキングを見てチェックします。
3、雑草対策
雑草対策がメンテナンスの中で一番の負担となりますが、発電量にも直結する非常に重要な項目です。
影により、発電量が一気に減少する可能性もありますので、雑草対策はしっかりと行いましょう。
資金に余裕があれば、施工時に防草シートを敷地全面に敷いてしまうのが一番です。また、砂利敷きなども効果があります。
もし、なにも対策していない場合は、年3回~4回の除草剤散布や、草刈りが必要となります。
除草剤散布の効果的なタイミングとしては、
- 冬場の雑草の勢いが弱い時期である1月~2月頃(もし、積雪エリアの場合は、降雪前の11月下旬から12月上旬頃)
- 雑草が生え始めて伸びきる前5月下旬~6月上旬
- 梅雨明けのタイミング
- 9月~10月頃
の4回程度がおすすめです。
※あくまで目安ですので、地域により、時期はズレてくる可能性もありますので、参考程度にしてください。
今回は、砂利敷きの設備ではありますが、写真のとおり、雑草が生え始めていましたので、除草剤の散布を行いました。
伸び切ってしまった場合は、草刈り機で除草作業が必要ですが、この程度であれば、除草の散布で十分です。
除草剤は、周りが農地ですので農地用の除草剤を使用しておりますが、非農地用の方が強力です。
除草剤の種類についての費用対効果などは、何種類も試している方、ブログで詳しく記載している方が多数いますので、そちらを参考にしてください。僕はあまりこだわらず、ホームセンターで売っている一般的な除草剤を使用しています。
なお、雑草対策の道具に関してですが、保管場所がある方は、エンジン式の噴霧器、草刈り機などは準備しておくようにしましょう。
これら1~3を行い、およそ1時間半で終了しました。
メンテナンスというと、難しそうだ、専門事業者でなければできない、そういったイメージがあるかもしれませんが、決してそんなことはありません。
定期的に目視点検を行うだけでも、大きな事故が起きる前に、未然に防ぐことができます。
また、雑草が伸びパネルに影が掛かれば発電量が落ちますので、翌月に届く明細書で売電額の少なさで異変に気づくケースがあります。もし、目視点検を行っていれば、事前に発見し、最低限の損失で防ぐことができるかもしれません。
自分で行うセルフメンテナンス方法として、設備の目視点検だけでも十分ですので、是非、年に数回、自分の設備の点検を行ってみましょう。
ここでもう1点、セルフメンテナンスを実施する際のポイントですが、僕は必ず写真を撮るようにしています。
なにも異常がない場合でも、いつ、どういったことを行ったのかを記録として残します。後々設備に不具合が生じた際に、過去の状態確認が必要な場合に、あの時写真を撮っていれば・・・なんてことがあるかもしれません。
スマホで写真を撮るだけで十分ですので、記録として、しっかりと残しておくことをオススメします。
ここまで、僕が行っているセルフメンテナンスについてまとめました。
これらのメンテナンスは、すべて、OM’Sのメンテナンスガイドブックを参考にしてメンテナンスを行っています。
太陽光発電事業者におすすめの無料メンテナンスガイドブック
これまで何度もこのブログでオススメしてきましたが、「発電事業者が最初に読む本」と謳っているとおり、太陽光発電事業を行っている方、これから行う方には本当にオススメの内容がまとまっているガイドブックがこちらです。
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メンテナンスは専門業者に委託しているから大丈夫、という考えの方も多数いると思いますが、この本には、発電事業者として、最低限把握しておかなければならない内容(改正FIT法、不具合の起きる割合、O&Mの内容、メンテナンスの流れ、不具合事例)などわかりやすくまとめられています。
もし、まだ資料請求されていない方がおりましたら、是非、資料請求をオススメします。
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詳しくは、こちらの記事をご覧下さい。
ここまで、太陽光発電設備のセルフメンテナンスについてまとめてきましたが、不明な点、何かわからない点があれば、いつでもラインでお問い合わせください。
また、今では滅多にない、FIT32円、27円、24円物件の情報配信などもしております!
太陽光発電設備のセルフメンテナンスまとめ
- 太陽光発電設備のメンテナンスは法律により定められているので、必ず行わなければなりません。
- 誰でもできる太陽光発電設備のセルフメンテナンス方法として、定期的な目視点検、発電量に直結する雑草対策、そしてそれらを写真として記録に残しましょう。
- 太陽光発電事業者は、OM’Sのメンテナンスブックが非常にオススメです。
以上、【事業者必見】太陽光発電設備のセルフメンテナンスを行おう!目視点検のポイントと雑草対策についてでした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。