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こんにちは、ノリです。
僕は太陽光発電事業を2014年に始め、事業を開始して今年で7年目を迎えます。
現在は太陽光発電設備を5基運用、1基確保しており、このまま順調に売電収入を確保できれば、20年間で6,000万円以上の利益を得られる予定です。
これまで、サラリーマンや公務員の副業として、太陽光発電事業をお勧めしてきました。
今日は、「太陽光発電投資は今さら始めても儲からない」という考えや、誤った認識への解説をしていきたいと思います。
以下、詳しく説明します。
◆一般人の太陽光発電投資に対する誤解とは?
僕は、太陽光発電事業を2014年から始めましたが、借り入れを活用でき、20年間という安定した収入が保証されている点で、本当に良い投資、副業であると実感しております。
当然、自分が良いと思ったことは、周りの友人・知人に勧めていますが、話をする中で、必ずと言っていいほど、皆さん誤解しているなぁと感じることがあります。
これらの質問(誤解)に対して、回答をまとめていきます。
1、買取単価が下がったから今さらはじめても遅いでしょ?
回答:今からでも遅くありません。まだまだ投資として十分魅力的な投資です。
理由1:利回りにほとんど差がない
買取単価が下がったが、設備代も同様に下がっているため、利回りにほとんど差がない!
買取単価は、下記のように年々下がりました。
2012年:40円
2013年:36円
2014年:32円
2015年:29円or27円
2016年:24円
2017年:21円
2018年:18円
2019年:14円
2020年:13円(予定)
買取単価は40円から14円へ65%下がりました。
しかし、設備単価も同様に半分以下に下がっています。
買取単価が下がっていても、設備単価も同様に下がっているので、利回りはほとんど変わりありません。
つまり、業者が販売している物件は2012年も2019年も表面利回りは10%前後で変わらないので、投資した額が同じであれば、40円時代も14円時代も売電収入額は同じ金額となります。
また、FIT固定買取期間は20年ですが、太陽光発電モジュール(パネル)の耐用年数は30年以上と言われています。
FIT20年間で終えることなく、21年目からさらに10年間太陽光発電事業を行った場合は、2012年40円設備より、2019年14円設備で売電を行ったほうが、21年目からの利回りは有利です。
では、ここで40円買取と、14円買取の設備を比較します。
21年目以降の買取単価を、現在のFITが終了した電力の買取価格(卒FIT買取価格)の中でも最低価格帯にある8円として計算してみます。
買取単価40円 太陽光発電設備代1,500万円
年間発電量34,090kw
年間売電収入150万円 表面利回り10%
1年目~20年目の年間売電収入
34,090×40円×1.1=1,500,000円
FIT20年間の売電収入
150万×20年=3,000万円
21年目以降の年間売電収入
34,090×8円×1.1=300,000円
21年目からの10年間の売電収入
30万×10年=300万
合計売電収入3,300万
買取単価14円 太陽光発電設備代1,500万円
年間発電量97,403kw
年間売電収入150万円 表面利回り10%
1年目~20年目の年間売電収入
97,403×14円×1.1=1,500,000円
FIT20年間の売電収入
150万×20年=3,000万
21年目以降の年間売電収入
97,403×8円×1.1=857,000円
21年目からの10年間の売電収入
85.7万×10年=857万
合計売電収入3,857万
このように、30年間の収入額でみると、過去の買取単価が高い時代の設備よりも、今の単価が下がった太陽光発電設備の方が、トータルの売電収入が多くなります。
なお、今回は、あくまで年間売電収入を同一金額の設備同士で比較しております。
買取単価が低いFIT14円設備は、単価の高いFIT40円と同じ金額の収入を得るためには、その分多くの太陽光モジュールを設置しなければならなく、その分、土地の広さが必要になりますので、固定資産税やメンテナンス費用が増えることになります。
FIT14円設備の方が広い土地が必要になるので、
仮に、固定資産税が年間5万円増、メンテナンス費用が年間5万円増とすると、
5万+5万=10万
10万×30年=300万
30年間で300万円が増額となります。
3,857万円(FIT14円)ー300万円(維持費差額)=3,557万円
3,557万円(FIT14円維持費考慮)ー3,300万円(FIT40円)=257万円
大きな土地を必要とし、維持費の多いFIT14円単価の設備ですが、それでも上記ケースでいえば、FIT40円設備よりもFIT14円の方が257万円ほど収益が良くなります。
理由2:過去の高単価物件がまだ残っている
こちらの写真は、僕が昨年(2019年に)追加したFIT24円(2016年申請単価)の物件です。
申請年度と設置した年を見ていただければわかりますが、太陽光発電事業はFITの認定になった時点での単価が適用されます。
そして、土地付き太陽光発電サイトには、過去の高い単価の物件がまだまだ残っています。
太陽光発電投資は、買取単価が下がったという情報が先行し、一般の方は、太陽光発電投資を始めた年の単価が適用されると勘違いしがちですが、太陽光発電は、その土地で太陽光発電事業を行う申請をし、許可がおりた時点での単価が適用されます。
つまり、仮に、3年前の21円で許可になった太陽光発電設備を購入し、今年売電を始めたとしても、14円ではなく、21円での売電が20年継続できます。
一般の方は、売電開始したタイミングで価格が決まると勘違いをしているケースが非常に多いです。
先ほど、買取単価が下がっても、設備単価も同様に下がっているために利回りに差がないこと、そして、FIT終了後も10年間売電を継続した場合は、単価の低い物件が有利であることをお伝えしました。
ですが、やはり現状は、FIT20年間での売電収入が確約された買取単価が高い物件に、人気があります。
なぜなら、金融機関での融資が受けやすいというメリットがあるからです。
これから始める方は、土地付き太陽光発電サイトに登録し、少しでも単価の高い、条件の良い物件を確保することをお勧めします。
これから太陽光発電事業を始める方へ、オススメの土地付き太陽光発電サイトは以下のとおりです。非公開物件情報を得られますので、登録していない方は登録しておきましょう。
どれも無料で登録でき、過去の高い単価の物件がまだまだ掲載されております。
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◆買取が今年(2019年)終わるって聞いたけど、大丈夫なの?
回答:この買取終了は全ての太陽光発電が対象ではなく、2009年に自宅に太陽光発電設備を設置した方々の、10年間の余剰売電買取が終了するということです。
すでにその方々は、高単価での買取(10年間)の恩恵を受け、設備投資分をすでに回収できています。
現在事業を行っているFIT認定設備が、途中で買取終了するわけではありません。
マスコミ、メディアの誇張した表現でのニュースに振り回されないようにしましょう。
◆買取がストップされる時間帯があるんでしょ?
回答:買取が制御されていますが、心配するほど影響はありません。
現在、九州電力で実施されている出力制御(抑制)のことで、実際に一時的に買取がストップされています。
これにより、売電収入が減少しているというのは事実です。
しかし、この出力制御が行われている割合は、年間数%程度であり、年間売電収入に対する割合は非常に少ないので、不安になる必要はありません。
また、現在は、すべての太陽光発電設備が一斉に出力制御に入るわけではなく、一定数の設備だけが制御されております。
事業者間で不公平がでないよう、ローテーションで出力制御が行われている状況です。
また、ここで、太陽光発電の出力制御が行われる順番について確認してみます。
九州電力での出力制御の順番は以下のとおりです。
出力制御の順番
- 火力発電の出力制御、及び揚水運転
- 他の地域への供給
- バイオマスの出力制御
- 太陽光・風力の出力制御
- 長期固定電源(原子力・水力・地熱)制御
太陽光発電が出力制御されるのは、4番目となっております。
2番目の「他の地域への供給」に関しては、供給のための送電線の増強のニュースなどもありますので、今後、この2番目の他地域への供給がより多く可能になれば、太陽光発電の制御も少なくなる可能性があります。
ちなみに、九州電力の太陽光発電の出力制御は、2018年実績が26回となっています。
仮に、1つの発電所が、昼の2時間、年間10回抑制が行われたと仮定した場合の損失はどの程度か、計算してみます。
2時間×10回=20時間
1時間の発電量を低圧のパワコン最大の49.5kwhとして
20時間×49.5=990kw
上記計算より、1年間で990kwが制御されたこと(損失)になります。
これは、土地付き太陽光発電設備の現在主流となっている過積載100kw物件の発電量がおおよそ年間100,000kwですので、
そのうちの990kwとなると、たった1%です。
今後、出力制御が増えたとしても、5%未満に収まるはずですので、この程度の数値は、天候による年間発電量の誤差の範囲となります。
決して不安になる必要はないといえます。
今後、東北電力、中国電力でも出力制御が始まる予定ですが、九州電力同様、それほど不安になる必要はないと言えます。
また、出力制御による売電収入損失分を補填する保険もありますので、不安な方は加入をお勧めします。
最後に、出力制御の影響が少ないとはいえ、出力制御が実施されないことが一番です。
現在、出力制御が実施される予定がないエリアは、東京電力、関西電力、中部電力の3つのエリアです。
このエリアに太陽光発電設備を設置することをお勧めします。
◆台風とかで飛ばされているの見たけど、大丈夫なの?
回答:大丈夫です。万が一、崩壊してしまっても、保険による修繕が可能で、さらに、修繕期間の売電収入損失も保険でカバーすることが可能となっております。
また、設備崩壊しているような設備は、そもそも国が指定する基準を満たしていない設備である可能性が高く、また、もともと適さない土地に設置されていたりする場合がほとんどです。
台風の強風に耐えられず崩壊している設備は、太陽光発電設備の基礎部分の引き抜き強度が甘く、耐風圧が弱い設備です。
現在は、国の基準も厳しくなり、引き抜き強度を計測し、施工しなければなりません。
過去に流行った単管パイプ基礎ですが、決してダメというわけではありませんが、引き抜き強度が弱い場合が多く、現在はスクリュー杭での基礎が主流となっています。
スクリュー杭は、長さの種類が豊富ですので、表面の地盤が弱い場合は、長いものでより地盤の強い地層まで届く種類を用いたりすることで、簡単に強度を上げることができます。
また、太陽光発電設備が傾斜地に設置され、大雨により地盤が弱くなり、崩れている事例もあります。
そもそも、そのような場所に設置すること自体が間違っています。
利益を追求するあまり、土地の安い傾斜地の山林を伐採し、太陽光発電設備を設置しているのがこのケースです。
このようなリスクを考えず、利益ばかりを追い求めて投資することは避けましょう。
太陽光発電設備に適した土地の条件について、詳しくまとめておりますので、こちらの記事をご覧ください。
以上、誤解に対する回答でした。
このように、不安要素は、すべてクリアできます。
マスコミやメディアの誇張したニュースを鵜吞みにせず、正しい情報を仕入れ、そして、自分の投資基準に合致するのかどうかを考え、投資しましょう。
◆太陽光発電投資はお勧め
ここまで、誤解に対する正しい情報をまとめてきました。
そのうえで言いたいことは、
太陽光発電事業は、本当にお勧めできる事業です。
仕事の傍ら、副業として行うには最適な投資です。
太陽光発電事業を2014年から行ってきていますが、初めた当初は僕も半信半疑でしたが、1年、2年と事業を行ってく中で、非常に安定した事業であると気づき、設備を2基、3基と増やし、現在は5基の設備を所有しています。
それと同時に、友人・知人に勧めてきました。
実際に事業を始めた友人もおり、同じように設備を増やしています。
太陽光発電事業は、一度始めると、投資としての良さに気づき、次々と増やす人ばかりです。
僕は、まだ太陽光発電事業の魅力に気づいていない人へ、太陽光発電事業をお勧めしています。
新たな申請ができない今、太陽光発電設備を購入できるのは残り2~3年しかありません。
やるかどうか、迷っている人、迷っているようでしたら、行動しましょう!
やらずに数年後に後悔する前に、今、行動しましょう!
◆まとめ
◆一般人の太陽光発電投資に対する誤解が多い
◆買取単価が下がったから今さらはじめても遅いでしょ?
買取単価が下がっても利回り10%は変わりません。20年目以降はむしろ有利です。
◆買取が今年(2019年)で終わるって聞いたけど
10年間余剰売電契約の高価買取の恩恵を受け終わった人だけがFIT終了となるので、心配する必要はありません。
◆買取がストップされる時間帯があるようだけど大丈夫なの?
年間発電量に対する割合は非常に少なく誤差の範囲ですし、保険で収入をカバーできます。また、出力制御がないエリアの物件を選べば心配ありません。
◆台風で飛ばされているの見たけど、大丈夫なの?
国が定めた基準を満たしていない引き抜き強度が弱い設備が崩壊しているだけなので、基準を満たした設備を購入すれば問題ありません。
また、利益を追い求めるあまり、土地の安い山林で斜面に施工するから土砂崩れが起きるのであって、水平で地盤の強い、太陽光発電に適した場所に設置すれば、崩壊することはありません。
◆太陽光発電投資は、安定した収入が見込める本当にお勧めの投資です
繰り返しますが、新規申請が終了した今、太陽光発電事業を始めるには、業者が抑えている土地付き太陽光発電設備を購入するしか方法がありません。
そして、数に限りがあるので、今後2~3年が太陽光発電事業を始める最後のチャンスです。
太陽光発電投資は、老後2,000万円問題を解決でき、また、子どもの学資保険にも最適な投資です。
太陽光発電事業を始めましょう!
以上、「太陽光発電投資は今さら儲からない」は嘘?!【太陽光発電投資は今からでもバリバリ稼げます】でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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