こんにちは、ノリです。
今年4月から行ってきたリンゴ栽培
先日、無事、収穫を終えました。
今日は、ここまでの半年間の作業内容を振り返ってみます。
東北電力エリアの除草メンテナンス・従量電灯切替えサービスを行っています。
ぜひ、お申込みください。
↓ブログランキング応援よろしくお願いします!
4月下旬 栽培の話をいただく
ソーラーシェアリングを計画している農地に、リンゴの木が数本ありました。
所有者の方は、70歳を過ぎ、徐々に果樹を減らしている状況で、まもなくリンゴの木を伐採するというタイミングで、
リンゴを栽培しないか?
と話をいただき、そこから栽培を始めることにしました。
5月 剪定・防除・受粉と結実
借ります!と返事し、すぐに剪定を行いました。
本来は剪定は冬の間に行うのですが、所有者の農家さんは伐採する予定だったため、何も行っていない状況でしたので、急いで剪定を行いました。
その次の日、1回目の防除を実施しました。
花が綺麗に咲き、受粉し、結実しました。
6・7月 摘果
山形県は、今年、甚大な霜被害を受けましたが、何とか無事、受粉・結実しました。
例年と比べ、中心果(中心にある果実)がうまく受粉できなかったようですが、それでも、たくさん結実しているため、2回に分けて、摘果を行いました。
このように、たくさんの実を切り落としました。
8・9月 防除を数回
この期間は、特に行う作業はありません。
数回、防除を行い、果実を害虫や菌から守ります。
太陽の光で光合成をし、果実が徐々に大きくなっていくことがわかります。
10月 葉摘みと玉回し
10月は、おおよそ果実が肥大し終え、赤く色づき始めてきました。
リンゴに葉が重なっている部分には色が付かないため、不要な葉を摘み取ります。
この点は、さくらんぼと一緒です。
また、ここからさらに、裏側も赤く色を付けるために、玉回しという軸から取れないようにそっとリンゴを回して裏の白い部分を太陽の光が当たる南側に向ける作業を行います。
リンゴ全てにこの作業を行うので、数時間かかりました。
11月 りんごの収穫
当初、収穫は11月15日~20日頃を予定していました。
しかし、今年は例年より暖かい日が多く、寒暖差が思ったほどなかったため、密が入らず、糖度もなかなか上がりません。
収穫を11月下旬に変更しました。
20日過ぎから、早朝の気温がグッと下がるようになり、寒暖差が大きくなってきました。
11月末、リンゴを割ってみて蜜が入り始め、糖度も上がったので収穫しました。
ご覧の通り、しっかりと蜜が入り、美味しいりんごができました。
元々販売するかどうかまで考えていませんでしたが、美味しいリンゴができ、収量もコンテナ10個分以上になりました。
味はバッチリでしたが、贈答用と言えるほどの出来にはまだ納得できない状況(色づきがまだまだでした)でしたので、ご家庭用として少しだけ販売を行いました。
ご購入いただき、ありがとうございました。
リンゴは、たった3本だけの栽培でしたが、
- 伐採される予定の樹を引き継ぎ、優良な果実を守ることができた
- リンゴ栽培を経験することができた
- 購入してくれ喜んでくれるお客様がいた
これだけでも十分な収穫でした。
来年も継続していこうと思います。
以上、リンゴ栽培の振り返りでした。