こんにちは、地方公務員のノリ@investmentNoriです。
地元の優良農地を守りながら、美味しい果樹を栽培し、できれば観光農園も行いたいと考えています
まずは最初の1歩ということで、昨年権利を抑えているFIT14円で、あえてソーラーシェアリングを行うことにしました。
今日は、今月行った耕作放棄地の整地作業を記録として残しておこうと思います。
途中、思いもよらない棚ぼたもありました。
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耕作放棄地の概要と太陽光発電設備
この耕作放棄地は僕の親戚が所有する農地です。
まとまった土地に見えますが、地目は半分が畑で、半分が田となっています。
もともと、祖父の弟が耕作していた畑と田で、果樹と米を作っていたそうですが、途中から全て果樹栽培に切り替えて長年農業を行っていたようです。
その親戚のおじいさんが亡くなり、10年程度、耕作されずに放置されていました。
太陽光発電設備の概要は、下記のとおりです。
FIT14円
申請時のモジュール:ジンコチーター(72セル)410wパネル136枚
モジュール容量は約55kwです。
配置図をみていただくとわかりますが、土地の広さは850㎡ほどありますが、容量は55kwと少なめです。
ここは積雪エリアということで、GL1500で、パネル角度は30度にしており、前列の影が重ならないよう、間隔を大きめにとって計画、申請していました。
これを下記のように配置を変更することにしました。
もともとパネルの間隔をあけていたこともあり、ソーラーシェアリングの藤棚式の配置に変更しやすく、大変助かりました。
これを、JINKOの両面パネルに変更し、パワコンは今注目のSMAにしようと考えています。
現時点では、ソーラーシェアリングで様々な果樹を栽培し、今後、ソーラーシェアリング設備を増やす際に、最適な果樹が何かを検討するための、耕作の実験として使ってみたいと考えています。
シャインマスカットなどのぶどう類の他に、梨、桃、スモモ、さくらんぼ、ブルーベリーなど、多品種の果樹に挑戦してみようと思います。
ということで、現時点では、耕作の制限がかかる一時転用ではなく、通常の(永久)農地転用で進めるつもりでいます。
気になる点としては、大雨が降った際などに、一部、水に浸ってしまう部分があるとのことで、果樹が根腐れや、樹木の成長に影響が出てしまう可能性があるということです。
ということで、盛土して、土地を少し高くして浸水しないようにしておく必要がでてきました。
そうでないと、万が一果樹が育たない場合、ソーラーシェアリングによる遮光の影響なのか、浸水の影響なのか、判断ができなくなる可能性があります。
では、次に、今月、地道に一人で行った整地作業の結果を写真を使って振り返ってみます。
耕作放棄地の整地1日目
まずは、現在の写真を見てみます。
草が生い茂り、樹木もあちこち育っています。
これに、肩掛けの草刈り機1台で挑みました。
その途中、こんなものを見つけました。
なんと、ぶどうです。
10年程度、何もしていないはずですが、しっかりと実をつけています。
自然の力に驚きました。
結局、初日は2時間程度で作業を終えました。
初日の結果はこの程度です。
細かい樹木があり、草刈り機の刃が刺さったりで、なかなか進まず、さらに、写真奥には、太陽光発電事業者なら一度は困惑するセイタカアワダチソウが生い茂っています。
また次回に挑むことにしました。
耕作放棄地の整地2日目~そして棚ぼた~
翌週の週末、子どもが午後の昼寝をしている間、少しだけ作業をしました。
セイタカアワダチソウも片付けることができました。
一番暑い時間帯でしたので、2時間弱で終了です。
この日は、帰り道に、良いことがありました。
僕が草刈りしていた姿を見ていた近所のおじいさんから声を掛けられ、
耕作放棄地でソーラーシェアリングをしようとしている話をしたところ、
「うちの畑もあるけど、見ていくか?」というのです。
そんなにいい場所ではないだろうなぁ と期待せず見せてもらったところ、
なんと!
じゃじゃ~~~ん!(写真は北側を向いて撮っています)
なんと、南側へ開けた、耕作放棄地(4000㎡オーバーの土地)がありました。
「もう疲れたから、去年、木を全部切って、このビニールハウスも木も今年で撤去する予定なんだ~」
この写真の上段にあるビニールハウス部分もこの土地の一部です。
是非、貸してほしいと交渉し、承諾をもらったところです。
高圧の申請には時間と手間がかかり、申請の期限もすでにアウトのようなので、
パワコンをファーウェイにして、過積載MAXである低圧の180kwで申請することにしました。
パネル容量をこれだけ多くしても、4,000㎡オーバーであれば、遮光率は相当低くできます。
まさに棚ぼたとはこのことです。
暑い中、草刈りしてて良かった~。
今月中に、地主のおじいさんから同意書と印鑑証明をもらう予定です。
耕作放棄地の整地3日目
3日目、今日は残った草の除草と、枯れた樹木の収集、そして、樹木の伐採も行います。
久しぶりにチェンソーの刃を研いで、準備万端です。
樹木の中には、バラ科の植物もあり、トゲが多く、とても苦労しました。
また、途中、こんなものを見つけました。
美味しそうだったので、
しっかり持ち帰り、夕食で美味しくいただきました笑
昼を挟んで、暗くなる前に終了することができました。
だいぶスッキリしました。
あとは、樹木の根が残っているので、知り合いに頼み、重機で伐根作業が必要となります。
なお、肝心の太陽光発電設備の融資については、個人での融資が難航しており、信金の担当者のアドバイスで、法人でチャレンジしようと、今は法人設立手続き中です。
法人で融資を早く獲得し、果樹の植樹を進めたいと思います。
ただの日記になってしまいましたが、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。