太陽光発電

太陽光発電事業の振り返りと今後の計画~しっかりと計画を立てて行動しよう!~

アイキャッチ(計画を立てよう)

こんにちは、地方公務員のノリ@investmentNoriです。

 

ノリ
ノリ

今日は、僕のこれまでの太陽光発電事業の振り返りと、自分の中で考えている今後の計画についてまとめようと思います。

また、NKEさんや、コトトロさんが書いていたので、僕も少しだけ、融資の話にも触れてみます。

 

今後の計画を立てることで、

  • 自分の方針がブレないようにする
  • 途中で進捗の確認をできるようにする
  • 壁にぶつかった時に、どこをどう変えるべきか判断しやすくなる
  • あとから振り返りができる

 

そのために、今日はしっかりと記録としてまとめたいと思います。

 

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太陽光発電事業のこれまでの振り返り

まずは、これまでの振り返りをしてみます。

 

2013年:太陽光発電との出会い、1基目36円の申請

固定資産税の担当として業務を行っていました。

地元の事業者の償却資産申告(FIT40円低圧設備)が提出されたことで、初めて太陽光発電と出会いました。

また、友人の親が始めた36円の高圧太陽光発電設備が地元の新聞に掲載されたことで、僕もやってみたいと思い、連絡を取り、業者を紹介してもらい、初めて、36円の権利申請をしました。

 

2014年:1基目が連系!

パネル12kwと小規模設備なので、自己資金を3割を投入し、7割は銀行から融資をもらいました。

初めての設備投資ということもあり、長期で借入したくないということで、あえて10年で組みました。固定金利1.9%500万です。

 

恥ずかしいことに、当時何もわからず契約を進めてしまい、利回りが8%代と低く、10年で返済していることもあり、1基目に関しては、今はほとんど手元にキャッシュが残らない状況です。

 

2015年:太陽光発電の2基目(27円)申請(自宅敷地)

ほどよい過積載で、利回り12%以上狙える内容で契約できました。

 

2016年:2基目連系!初めての過積載150%設備

自宅を建てる際に、貯めていた資金を自宅建設に使わず、太陽光発電投資へ一括投資しました。

毎年売電分がキャッシュとして残ります。

この頃から主流となった過積載(150%)で設置です。

昨年は好調で、利回り15%達成しました。

 

2018年:初めて分譲の契約(3基・4基)と、5基目の権利申請

初めての分譲設備を契約しました。

利回り10%、利回り9.8%の物件ですが、高単価(FIT24円とFIT21円)で、場所も納得いく場所でしたので、契約しました。

信販ローンで初めて借りて、2,100万、2,700万と、一気に5,000万近く借りることに成功です。

年収400万台なので、普通はここまで借りることができないのですが、あることで、これだけ借りることができました。

それは、同時買いではないのですが、ここは、ちょっとだけ裏ワザっぽくなります。

 

ノリ
ノリ
皆さん仮想通貨投資をされたことありますか?

 

当時、2017年に僕は300万を仮想通貨に投資して、その年は、450万で利益確定しました。(その翌年に、再度買い進め、一時は1,500万となりましたが、結局、暴落し、500万ちょっとで最終利益確定しています)

 

株式投資は、基本的には分離課税で、通常の確定申告とは切り離されるのですが、仮想通貨投資については、雑所得扱いになり、利益分を雑所得として申告する必要が出てきます。

 

利益確定したのが450万円、元が300万円なので利益が150万プラスとなります。

つまり、見かけ上、年収は450万円追加、そのうち、実際の所得額は150万円追加という実績を作り出すことができました。

見せかけという表現はよくありませんが、しっかりと確定申告しての数字ですので何も問題ありません。

 

それに、連系済みの太陽光発電設備2基分の売電収入が合算され、結局年収として見ると、約1,000万円という数字が出来上がりました。

初めての信販ローン、分譲購入だったため、何も分からず初めは職場の給与(源泉徴収票)でローン審査を申込みました。

職場の源泉徴収票400万円台の年収では、2,100万円は審査通りましたが、もう一基分の追加2,700万円は、信販ローンは一度断られました。

 

ですが、その後、確定申告書で審査できるということで、追加で審査を出したところ、2,700万円の融資を追加で得ることができました。

 

年収が低く、信販ローン通らないという方は、是非、仮想通貨投資にトライしてみてください。

当然ですが、投資は自己責任でお願いします。

 

2019年:分譲購入2基(3基目、4基目)と5基目連系、14円1基申請

前年契約した分譲設備2基が無事連系し、その後、5基目の追加融資を受けるため、奥さんに連帯保証人になってもらい、18円の権利分の1,250万円をさらに信販ローンで融資を引くことができました。

 

1割現金投入し、無事、この年3基連系しました。

結果的に、僕は信販ローンで約6,000万円ほど借入しています。

 

設備の利回りについては、分譲設備は10%前後で、土地から仕込んだ5基目はまもなく1年経過となりますが、12%弱の利回りとなりそうです。

土地から仕込む設備は分譲より手間がかかりますが、やはり、利回りが良くなります。

 

また、2019年は、低圧のFIT権利が14円に下がり、以前よりも利益が取りにくくなりましたが、親戚の耕作放棄地があったので、最後の1基のつもりで、1ヶ所だけ申請しました。

 

今でこそ、ある程度知識を身に付け、物件の選定や、キャッシュフローを厚くするための方法、分譲購入のノウハウなどをブログにまとめていますが、

当時の僕は、「まずはやってみよう!」

と、行動ばかりが先に行ってしまい、あとから、こうすればよかった、もっと融資を引くために戦略を練れば良かったなど、数多く後悔してきました。

信販同時買いの裏ワザを知ったのも、契約した後でした。

 

結局、1基目の銀行融資だけ引いて、2基目は現金、残り3基は信販と、融資については、だれでもできるような融資しか実績がない状況です。

 

太陽光発電事業者の諸先輩方、どなたか、越境融資していただける金融機関がありましたら、是非、ご紹介をよろしくお願いいたします。

 

読者の皆さんに関しては、しっかりと戦略を練り、行動してください。

焦らず慎重に、ただ、物件も残り少なくなってきており、利回りも低下していますので、スピード感も重視し、行動しましょう。

 

太陽光発電事業2020年の振り返りと残りの計画

2020年、今年の太陽光発電事業について、9ヶ月を振り返ってみます。

年明け、初めての消費税還付申告を行いました。

金額にして450万円が戻ってきたので、キャッシュに余裕ができました。

 

消費税還付についてはこちらの記事をご覧下さい。

太陽光発電事業消費税還付で450万が返ってきた!【これを読めば消費税還付がすべて理解できます】\ブログランキング応援よろしくお願いします!/ こんにちは、地方公務員のノリです。 僕は太陽光発電事業を2014年に始め、...

 

確定申告についてですが、初めて青色申告を行いました。

僕は、会計ソフトFreeeを使ってなんとか一人で申告できましたが、税務課での勤務経験があるとはいえ、正直、かなり時間がかかってしまいました。

色々と会計の知識を身につけたいという気持ちもあっての自分でやったのですが、全く初めてという方は、時間を買うつもりで、通常の仕分けはFreeeなどを使用し、確定申告は税理士へお願いする方が無難だと思います。

 

電子申告対応・開業手続きがオンラインで完結する「開業freee」

 

税理士をお探しの方は、コチラで自分にあった税理士を探してみてください。

 

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また、今年の1月からブログを始めました。

 

ノリ
ノリ

ブログは定期的に記事を更新してきましたので、今も多くの方に見てもらえています。

本当にありがとうございます。

 

少しでも多くの方へ、太陽光発電事業についてわかりやすく伝えていこうと思いますので、今後もよろしくお願いします。

 

また、twitterとも連携したことで、多くの方とつながることができております。

ブログやtwitter、やっていない方には、是非、始めることをオススメします。

 

2020年は低圧FITが終了ということで、高圧250kw未満を除けば、ソーラーシェアリングが唯一残された最後の方法となりました。

 

太陽光発電事業を漠然と進めてきて、5基まで増やし、仕事しながらでは、これ以上増やすと管理ができないと自分で判断していました。

 

しかし、近年、地元の耕作放棄地が増え始め、少し気になっていたこともあり、3月頃から、ソーラーシェアリングを使って耕作放棄地を再生してみようと本気で考え始めました。

 

もともと祖父が農家をしており、父親は兼業農業、という農業が身近にある環境だったということもきっかけの1つではありますが、それ以上に、今、世界中を混乱させている新型コロナウイルスの影響が大きかったと思います。

 

新型コロナウイルスにより、多くのイベントが中止となり、自粛による日常の変化、環境の変化がおこりました。

明るい話題がなく、役所の仕事も、コロナウイルスの対応ばかりでした。

 

その中で、「食」というものは、やはりなくてはならない物だと感じる場面がありました。

 

コロナによる売上減少した地元の農家支援ということで、果樹農家から果物を買取り、それを市民へプレゼントしました。

 

その反響はとてつもなく大きいものでした。

感謝の電話、メール、そして手紙などが役所へ届き、企画して良かったと心から思いました。

 

この企画を通して、本当に美味しいものは、人を笑顔にする、人を幸せにする力を持っている、ということに気づき、やはり、人間にとって「食」は欠かせないものだと感じました。

 

美味しいものを作ることで喜んでもらえる、農家・生産者としての魅力にも気づきました。

 

今は何も役に立っていない耕作放棄地で、ソーラーシェアリングを行い、農産物を生産し、販売してみたい、そう思いました。

 

耕作放棄地の借用で地主が喜び、

衰退する農業に活気を与え、

そして、その土地で新たなものを生み出し、販売、

さらには観光農園で地元へ外から人を呼ぶ

それが地元の経済を回す、

こういった自分の目標ができました。

 

当然、自分も儲けるつもりです・笑!

 

そういったことで、この半年は、耕作放棄地の地主と交渉、施工業者探しであっという間に過ぎてきました。

 

その結果、業者の確保、土地の申請低圧7ヶ所(+最終回答待ち2ヶ所)、高圧1ヶ所、合計パネル出力で1300kwほど申請を行っている状況です。

ただ、現時点では、高圧はそもそも許可になるのかわかりませんし、また、低圧も、農業委員会の許可を得られるのかわかりません。

ですが、まずは申請しないことには何も始まらないので、第一関門は通過できたと思います。

 

融資については、昨年申請した14円の権利について、融資が引けず、困っている状況です。

新規開拓の信金ですが、半年以上かけて、打ち合わせしてきました。

担当者もしっかりと対応してくれたのですが、結果的に、個人ではNGの回答をもらいました。

 

太陽光への融資実績がない信金だったことや、現在の借入額、規模的なものから、公務員がこれ以上増やしていいのか職場に再確認して欲しいなど、保証協会から多くの課題をもらってしまったようで、

信金の担当者から、個人ではなく、法人で再チャレンジしませんか?」との回答をもらいました。

もともと、法人を設立するつもりでいたので、良いタイミングだということで、これから急いで法人を設立しようというところです。

 

以上が、今年の9月までの振り返りとなります。




 

太陽光発電事業の今後の計画

ブレイクタイム

今後の計画について書いてみます。

あくまで現時点での計画(どちらかというと、僕の妄想に近いです)ですので、こればかりは今後どうなるかわかりません。

予定通り進まない、うまくいかない、といったことが当然起きるはずですが、その場面、場面で、方針転換をして、また、時には、太陽光発電事業者の諸先輩方にアドバイスなどをいただきながら、進めていこうと思います。

 

2020年10月以降 法人設立と6基目の融資獲得

早急に法人を設立して、FIT14円の融資を獲得します。

 

2021年 6基目を連系・余剰売電過積載300%連系

今年申請している、FIT13円低圧ソーラーシェアリング、FIT12円高圧の権利獲得(なることを祈っています)。

 

また、6基目を連系します。

通常の野立てで申請していましたが、あえて、藤棚式の架台で施工し、ソーラーシェアリングを狙います。

 

ただし、耕作する農産物については、様々チャレンジしてみたい、実験してみたいということで、一時転用の縛りをなくしたいので、FIT14円権利ということもあり、あえて、一時転用ではなく、通常の永久転用を行うつもりです。

 

登記地目は雑種地として変更し、現況としては農地の状態で使用するということです。

これであれば、途中で作物を耕作できなくなっても問題ありません。

現時点では、ぶどう(シャインマスカットや巨峰系など数種類)、ブルーベリー、柿、桃などを植え、成長具合を見ていくつもりです。

 

そのほか、今後の農業を行う上で必要な、農作業小屋を改修工事します。

兼業農家の父親が現在使用している農作業小屋は、祖父の代からある築50年近い小屋なので、このタイミングでリフォームします。

そして、ここに、余剰売電でパネルを配置する計画をしています。

 

敷地と屋根の面積から過積載360%の36キロは無理ですが、パネル30kw(過積載300%)パワコン:ファーウェイ9.9kwを狙ってみようと思います。

なお、融資は、銀行からリフォームローンで○ーバーローンを狙うつもりです。

 

2022年 FIT13円融資獲得

法人1期目の実績を使い、FIT13円低圧ソーラーシェアリングの7基分(うまく権利獲得なるか不明ですが)の融資にチャレンジです。

信金や、信組の開拓、そして、農業分野なので農協にも融資チャレンジしてみます。

3~5基融資引ければいいな~

 

2023年 FIT13円ソーラーシェアリング施工

FIT13円のソーラーシェアリング複数基連系、シャインマスカットなどのぶどう農家を目指し、苗の植え付けをします。

また、法人2期目の実績を持って、農協から高圧(そもそも現時点では高圧権利獲得できるか不明)の融資を引く計画です。

 

2024年 高圧連系・観光農園計画スタート

3年ルール最終年のこの年、高圧の連系をします。

高圧250kw以下、モジュール540kw規模の高圧ソーラーシェアリングです。

大規模にブルーベリーとぶどうを栽培し、観光農園を計画します。

 

2025年 公務員退職・農家としてスタート

2021年、2022年に植えてきた果樹が、いよいよ本格的に収穫できる時期になります。

公務員を退職し、認定農業者を目指し、尚且つ、農業法人の代表になります。

 




 

まとめ

以上、ここまでが、僕のこれまでの振り返りと、今後の計画(妄想?)となります。

 

偉そうに書いてますが、まずは、目標立てないと、行動がストップしてしまったり、そのとおり進まない可能性もあるので、あえて、ブログへまとめました。

 

5年後、農業法人代表となって、活躍できているのか、自分への挑戦とします!

 

今日は、何も得ることがないブログになってしまいましたが、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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