\ブログランキング応援よろしくお願いします!/
こんにちは、地方公務員のノリです。
僕は太陽光発電事業を2014年に始め、事業を行い5年以上経過しました。
現在は5基運用、1基確保しており、このまま順調に売電収入を確保できれば、20年間で6,000万円以上の利益を得られる予定です。
本日は、太陽光発電事業者が忘れてはならない、再生可能エネルギー電子申請についてまとめて行きます。
以下、詳しく説明します。
再生可能エネルギー電子申請とは
FIT(再生可能エネルギー固定買取制度)による太陽光発電事業を行うためには、FITの認定をうけるために設備の申請、申請の承認、設備完成後の設置費用報告、売電事業開始から1年ごとに行う定期報告など、それらをインターネットを使って登録を行う必要があります。
その登録作業を、再生可能エネルギー電子申請と言います。
以下のURLから入ると作業ができます。
太陽光発電設備の契約時には、販売業者が設備の申請、設置費用報告を行ってくれますが、事業開始(売電開始)1年が経過したあとの定期報告から、事業者が自ら入力する必要が出てきます。
ここ重要です。
もし、購入した業者から、IDやパスワードを受け取っていないという方は、すぐに確認し、一度、ログインしてみることをおすすめします。
再生可能エネルギー電子申請(定期報告)を行おう
太陽光発電事業開始数年が経過する事業者の方々は感じていると思いますが、この定期報告、入力項目が多く意外に面倒です。
また、1年に1度ですので、昨年はどのように入力していたのか、忘れてしまいがちです。
まだ1年が経過していない事業者の方、これから始めて入力する方、どのように入力がして良いか困っている方へ、少しでも参考になるよう、以下、順を追って、詳しく説明していきます。
では、さっそく、実際に再生可能エネルギー電子申請の定期報告を行ってみましょう。
ますは、こちらのURLから再生可能エネルギー電子申請のサイトに入ります。
すると下記の画面になりますので、右上のログインをクリックしましょう。
次に、IDとパスワードを入力します。
ID・パスワード:設備申請後の承認時にメールが届き、自分で設定しているはずですが、土地付き太陽光発電設備を購入した場合は、販売業者が設定していることになります。
もし、販売業者から情報をもらっていない場合は、すぐに問い合わせましょう。
次に、項目から「定期報告」をクリックします。
下記画面で「検索」をクリックすると、該当の設備が出るので、「定期報告の作成」をクリックしましょう。
次に、報告区分から「運転費用」を選択し、「情報入力」をクリックします。
あとは、定期報告登録の各項目に沿って、入力していくことになります。
設備情報・連絡先情報
設備情報:こちらは設置費用報告の項目がそのまま入るので入力不要です。
連絡先情報:必須項目ですので、氏名電話番号、メールアドレスを入力しましょう。
以下、設置費用の報告内容を参照とした、すでに入力されている項目は省略します。
設置状況報告
撤去費用:撤去費用の基準がないので、目安として1kwあたり1万円で計算し、入力すれば問題ないと思います。
※なお撤去費用については、数年後に強制的に積立が始まる予定となっておりますので、いずれこの項目は無くなると思われます。
出力制御:自分の設備が「出力制御」対象かどうか、把握していますか?もし分からない方は、この部分は必ず確認しておきましょう。
運転維持費情報
対象期間:連系月から1年ずつ報告していくことになります。
保守点検:メンテナンス委託費用をこちらに入力します。
固定資産税:固定資産税は設備の償却資産税のみを入力しますが、太陽光発電事業のために購入した土地であればその土地の固定資産税も含んだ金額を入力します。
出力制御ユニット:今後、出力制御制御が始まるエリアの場合、制御ユニットの設置が必要となる場合があります。その場合は、後から設置した場合に入力が必要になります。
廃棄費用:先程も記載しましたが、今後、廃棄費用の積立制度が始まる予定です。現段階では、1kw設備1万円を想定し、自分で計画した期間での積立額を毎月積み立て、その金額を入力しましょう。まだ積立を開始していなければ、「未開始」にチェックを入れましょう。
運転実績情報
年間発電量・年間売電量:同一の数字で、実績を入力しましょう。
売電先の決定方法:低圧FITであれば「入札以外により決定」を選択します。
遵守事項実施報告
メンテナンス実施内容:外注しているメンテナンス業者が行う項目、自分で行っている項目すべてにチェックしましょう。
確認事項
確認事項の内容をすべて読み、問題なければ3つの項目すべてにチェックし、内容確認をクリックしましょう。
最後に「登録」をクリックし、定期報告は終了となります。
最後にこの画面が出れば、報告が完了となります。
あとは、1ヵ月~2か月程度で、報告に不備がなければ完了のメールが届きます。
項目が多く、面倒だと感じる方もいると思いますが、太陽光発電事業者として必ずやらなければならないことです。
太陽光発電事業は、設備が完成し、連系、売電開始してしまえば終わりではありません。
しっかりと定期報告も行う義務があります。
まだ一度もログインしたことがない人、IDとパスワードがわからない人は、購入業者に確認し、一度は自分でログインしてみましょう。
太陽光発電事業者にはこちらの無料ガイドブックもおすすめ
再生可能エネルギー電子申請の方法について、ここまで見てくださった方、メンテナンスについて、しっかりと理解されていますか?
連系して終わりでないということをお伝えしてきましたが、メンテナンスについても同様で、外注しているからOKという訳にはいきません。
自分の設備に、故障、異常が起きる前に、定期的な目視点検を行い、早期発見できるようにしましょう。
その際のポイントについて、僕はこちらの無料でもらえる「メンテナンスガイドブック」をお勧めします。
今なら限定「メンテナンスガイド」無料プレゼント中!【om’s】
太陽光発電設備のメンテナンスを全国規模で行っている業者「OM’S」さんが作成したメンテナンスブックです。
メンテナンスの知識がない方、業者に外注しているだけで何もしていない方には、特に読んでいただきたい内容です。
現地での目視確認の重要性もこれで学びました。
今なら無料でもらうことができますので、まだもらっていない方は、是非、おススメです!
なお、メンテナンスについては、こちらの記事にも詳細を載せていますので、是非、ご覧ください。
まとめ
- 太陽光発電事業者は再生可能エネルギー電子申請を使って、FITの設備申請、承認、設置費用報告、1年ごとの定期報告の入力処理を行う義務があります。
- 購入業者に確認し、一度はログインしてみましょう
以上、再生可能エネルギー電子申請「定期報告」の入力方法について【太陽光発電事業6年目の僕がわかりやすく解説します】でした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
\ブログランキング応援よろしくお願いします!/