こんにちは、地方公務員のノリ@investmentNoriです。
太陽光発電設備の除草メンテナンス行っています。
福島・宮城・山形エリアの太陽光発電メンテナンス依頼お待ちしています!
地元山形県の優良農地を守るため、耕作放棄地の再生や、果樹栽培で美味しい果物を作ること、観光農園を作り地元に人を呼び込むことを新たな目標に設定しました。
以前、大雪が降ったあとのさくらんぼの雪落としを記事にしました。
その後、2月上旬から約1ヶ月、休みを利用してさくらんぼの剪定作業を行いました。
今日は、その作業内容をまとめていきます。
ブログを書く励みになります。
↓ブログランキング応援よろしくお願いします!
果樹の剪定ってなに?
祖父がさくらんぼ農家だったことから、物心ついたころには、毎年さくらんぼの時期はさくらんぼを好きなだけ食べられる環境でした。
中学生ころになると、ビニールハウスのビニールを張る作業や、収穫作業を少し手伝っていましたが、剪定だけは、実は、全く手伝ったこともなく、今でもさっぱりわかりません。
剪定は、木の樹勢や、収穫量、さくらんぼの出来に大きく影響すると言われています。
当然、素人が簡単に行っていいものではありません。
ということで、まずは、剪定について、調べてみました。
剪定とは
剪定(せんてい)とは樹木の枝を切り、形を整えたり、風通しを良くする事。庭木の手入れとして行われる。見た目を美しくするのみでなく、養分を効率よく利用させて生長を促進したり、病害虫の繁殖を予防する効果がある。骨格枝を明確にする事を整枝(せいし)と呼ぶが、一般的にはこの作業を剪定と呼ぶことが多い。
ウィキペディアより
ということで、しっかりとした果樹栽培を行うためには剪定作業が非常に重要になります。
では、その剪定の仕方、方法はどのようなものなのでしょうか?
剪定の正しい方法
剪定の知識が全くないので、父親に聞きながらやるしかないですが、その前にさくらんぼの剪定の知識を得ようと、本を数冊読みました。
おいしいオウトウ栽培
基本の考えなどを頭に叩き込みました。
ただ、やはり、実際に剪定してみないとわかりません。
ということで、さっそく父親に聞きながら、剪定をやってみました。
ですが、父親に聞きながら剪定をしてみた結果、しっくりきません。
なぜなのか?
- 木にも、様々な状態があり、それに合わせて切っていく必要がある。
- その木の特性があるから、経験で切っている部分もある。
- その農家で代々引き継がれているやり方がある
木の状態は千差万別であり、父が祖父から教えられたやり方もあったため、教科書どおりの知識では理解できなく、やればやるほど訳がわからなくなりました。
ということで、さっそく農家の友人に相談しました。
結局、木はそれぞれ形があり剪定の仕方も人それぞれ
困った答えが返ってきました。
農家の友人は、米とさくらんぼを作っており、また、農業用資材を販売する商店を営んでおります。
地元のベテランの農家の方々が、次から次へと、店に来て、お茶を飲みながら、今年のさくらんぼの出来はどうだ、こうだ、と話をする集会所のような場所になっており、僕にとっては、ベテランの農家の方に話を聞くことが出来る最高の場所です笑
何回か通い、昔から知っている近所のおじさん方と話をしているうちに、なんと、畑に来て剪定を教えてもらえることになりました。
ということで、結局、今年から借りる畑の木をみて、ベテラン農家の方々から指導を受けることになりました。
地元のベテラン農家数名から指導を受ける
剪定を教えて欲しいと相談したところ、3名の方がそれぞれ別の日に来てくれることになり、指導を受けました。
農家一筋50年の方、苗木屋兼さくらんぼ農家、そして、友人の父親の3名です。
それらの方から、木を見てもらい実際に剪定をしてもらいながら、剪定を教わりました。
まずは、畑にきて木を見てもらいましたが、
僕が借りる畑の木は、弱っている木が多いということを最初に指摘されました。
なぜ?
それは、さくらんぼの実をたくさん取るような剪定をしてきたからのようです。
量を取るか、質を取るかです。
実を多くすると、木に負担がかかる、さらに、あまり大きな実がならない、ということです。
方針としては、より大きな良い果実を収穫するために、枝を少なくし、量より質を取ることにしました。
そして、それが、木の樹勢を取り戻し、より長く、良い実を収穫出来るようになるようです。
剪定作業時間トータル30時間
ベテラン農家の方々から剪定を教わり、下記の考え方で剪定をすることにしました。
- 弱い木は、樹勢を取り戻す剪定をする
- 勢いのある木は、そのまま、基本の剪定をして、あとは、3名からそれぞれポイントを聞き、自分が納得いくやり方を取り入れて剪定する。
2月上旬から、休みの日に少しずつ剪定し、結局、トータルで30時間を剪定に費やしました。
吹雪の中の剪定
剪定した切り口にはこれを塗ります。
徐々に雪解け
剪定作業が終わる3月上旬にはすっかり春の陽気
不安な中でしたが、なんとか、さくらんぼの剪定を終えることができました。
農業の収入・支出、作業時間のデータをまとめてみる
今回の剪定作業はトータルで約30時間を費やしました。
これからやる芽かき作業、そして、消毒などの防除作業、収穫、箱詰め、発送作業など、さくらんぼの栽培に関わる時間を記録していき、収入と支出も含めて、農業をやっていく上で、農業がどれくらい儲かるのか、作業の負担はどの程度なのか、時間あたりの単価も皆さんに見せられるよう、データを取ってみようと思います。
太陽光発電投資でセミリタイアを計画する方へ、セミリタイア後に農業に興味がある方へ果樹農家の基準を提示できればと思います。
次回は、美味しいさくらんぼを収穫するための「芽かき」について書いてみます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
↓ブログランキング応援よろしくお願いします!