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【太陽光発電設備メンテナンス】目視点検で設備の問題発見!自分の目で発電設備をチェックしよう!

アイキャッチ 太陽光発電メンテナンス 目視点検で問題発見

こんにちは、地方公務員のノリ@investmentNoriです。

 

ノリ
ノリ

2014年から太陽光発電事業を行い7月で7年目を迎えました。

現在は、太陽光発電設備5基運用中で、これから地元の耕作放棄地の再生のためにソーラーシェアリングで農業を始めようと計画しています!

 

7月の雨が嘘のように、8月は晴天続きで、太陽光発電事業者にとっては、最高の天候が続いております。

 

今日は、天候不順の7月連休に、家族みんなで遠方の公園に出掛け、そのついでに、太陽光発電設備のメンテナンスをしてきたことについて、まとめます。

そのメンテナンスで、なんと、目視点検でまたしても問題発見です!

早急に施工会社へ補修依頼をしました。

 

これまでメンテナンス関連の記事で何度もお伝えしていますが、メンテナンス外注している場合でも、発電事業者として、年に1度は現地へ行って、自分の目で発電設備をチェックしましょう。

もしかしたら、いつの間にか、設備に問題が発生しているかもしれません。

 

本日は、昨年末以来の遠方設備のメンテナンスを実施して発見した、太陽光発電設備の問題を共有します。

少しでも発電事業者の皆さんの参考になればと思います。

 

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それでは、詳しく見ていきましょう。




 

家族サービスのついでに太陽光メンテナンス

今回は、家族4人(僕、奥さん、娘、息子)で遠方設備のメンテナンスをしてきました。

 

今年の梅雨は例年より長く、特に7月は雨ばかりで、太陽光発電事業者にとっては大変残念な状況だったと思います。

僕が2014年より売電を行っている自宅隣の36円設備についても、6月中旬から7月中旬までの売電明細を確認すると、過去6年間で過去最低の発電量という結果でした。

 

ノリ
ノリ
7月なのに、12月並みの発電量でした。

 

また、僕の3歳と2歳の2人の子どもは、雨の影響で外で遊べず、ストレスが溜まっていたようで、二人で喧嘩ばかり。

何かあると「公園にいきたーい!」を毎日連呼しておりました。

 

そこで、自宅から2時間かかる遠方設備の天候が7月連休の初日、ちょうど晴れ予報だったため、敢えて遠くの公園へ連れて行き、久しぶりに子どもたちを公園で思い切り遊ばせました。

公園

 

その後、昼食を済ませ、発電所移動中に子どもたちが昼寝を始めたところで、ちょうど発電所に到着です。

太陽光発電FIT21円 R2.7

この設備は、もともと雑木林だったため大規模に造成してもらいましたが、雑草の勢いがあまりない設備です。

自分でも管理ができそうな設備ですが、遠方ということで、購入した会社にメンテナンスを依頼しております。

 

可能な限り、年に2~3回は自分でも来るようにしていましたが、今回は、ちょっと期間が空いて、昨年の年末以来の訪問となりました。

 

いつも僕が行うメンテナンスの流れは以下のとおりです。

  • 設備周りの目視点検
  • 設備の目視点検
  • 雑草対策

今回も、設備周りの目視点検から、設備の目視点検、最後に雑草対策という流れになりました。

この目視点検で、大きな問題を発見しました。

 

太陽光発電設備に問題発生

太陽光発電設備の各列を遠くから見ていたところ、

架台歪み

あれ?なんか歪んでない?

 

なんと、架台が歪んでいます。

明らかに、一部が下がっています。

歪み発見

そのポイントに差し掛かったところ、なんと、基礎部分が陥没している!!!

さらにスクリュー杭のボルトを確認したところ、マーキングがズレている!!!

スクリューのマーキング

スクリューとアルミ架台をつなぐボルトが動き、架台が歪んでしまっているようです。

推測できることとして、今回の長雨、梅雨の影響で地盤が緩くなり、陥没、スクリュー杭が動いたと考えられます。

 

パネル間の写真を撮り忘れましたが、今のところ、パネルが破損・変形している形跡はありませんでした。

しかし、歪んでいることから、明らかに、パネルフレームに負荷がかかっているはずです。

このままでは、フレームが歪み、雨水が入り込み、故障が起こったり、発電に影響が出る可能性があります。

 

ということで、すぐに購入した業者へ連絡し、修繕依頼をしました。

またしても今回、目視点検の重要さを認識しました。

 

ノリ
ノリ
皆さん、自分の設備の目視点検は定期的に行いましょう。

 

目視点検といっても、何をするべきか、どういった点に注意するべきかわからないという方は、こちらの無料でもらえるメンテナンスブックをオススメします。

僕もこのガイドブックを参考にメンテナンスを行っています

 

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メンテナンスを外注しているだけで何もしていない方、太陽光発電事業を始めたばかりの方、これから始めようと思う方には、特に読んでいただきたい内容です。

僕はこれをみてメンテナンスを学びました。

 

太陽光発電メンテナンスガイドブックの詳細については、こちらの記事をご覧下さい。

【無料】太陽光発電メンテナンスガイドブックを貰おう【メンテナンス教科書の決定版!】\ブログランキング応援よろしくお願いします!/ こんにちは、地方公務員のノリです。 太陽光発電事業者の皆さん、太陽光発電設...

 

また、こちらの設備はメンテナンスを外注していますが、それに関して、僕が感じたことをまとめていきます。

 

太陽光発電設備のメンテナンス外注「雑草対策2回」では足りない

僕が依頼しているメンテナンス内容は以下のとおりです。

  • 発電量へ影響のあるパネル周りの雑草除去
  • 設備の目視点検
  • パネルのホットスポットの原因となるパネル汚れの除去
  • 電気系統に異常がないかの確認
  • メンテナンス結果の報告書

これらを年に2回行ってもらいます。

 

今回は長雨が続いたこともあり、雑草が伸びるには最高の環境です。

4月上旬に1度メンテナンスを行ってもらいましたが、7月下旬時点では、雑草が一気に伸び、パネル前面GL1500の設備の高さまで雑草が数本伸びていました。

雑草の伸びがすごい

草刈り機で雑草をカットし、その後、除草剤を散布してきました。

 

これらより、メンテナンス委託について、雑草対策を行っていない設備(防草シートや砂利敷きをしていない設備)は年2回の雑草対策のメンテナンスでは回数が足りないという結論に至りました。

太陽光発電設備の雑草対策としては、最低でも年に3回は必要だと思います。

  • 発電量が増える3月~4月頃
  • 6月下旬~7月下旬の梅雨明け前後
  • 10月上旬~11月頃

 

パネル前面が低い設備や、太陽光発電設備設置前が畑であった場所などは、それ以上に回数が必要だと感じます。

 

また、雑草の伸び始めに除草剤散布をすることが、労力をかけずに雑草対策を行うことができます。

もし、雑草が伸びてしまった場合は、草刈り機での除草を行い、そして、そのあとに除草剤散布と手間が掛かってしまいます。

太陽光発電のメンテナンスを行うにあたり、仕事や家庭で融通が利くという方は、自分で雑草の伸び初めに併せてこまめに除草剤の散布を行いましょう。

 

除草前

草刈りと除草剤散布を行い

除草後

メンテナンス終了です。

 

太陽光発電設備のメンテナンスの重要性

今回メンテナンスした設備ですが、連系後に何度も問題が発生しています。

 

パネルの落下

パネル落下

地盤の陥没

陥没

その都度、修理し、なんとか落ち着き、ここ1年は安定して発電していましたが、また、今回、架台のゆがみが発生しました。

歪み発見

しかし、これまで起きた問題はすべて遠隔監視システムでは発見できないものでした。

 

パネルの落下は、過積載していたためか、パネル1枚の落下ではほとんど発電量がマイナスとなっていなかったため、すぐに気づくことができませんでした。(そのストリング1本分がマイナスになると思うのですが、ほとんどマイナスになっていませんでした)

また、地盤の陥没も発電量に影響がないため気づきません。

しかし、今回の架台の歪みや地盤沈下は、必ず後々問題につながります

 

20年間のFITによる売電その後も数十年にわたり安定して売電していくためには、故障が起きたらすぐに修理していく必要があり、それが発電事業者としての義務です。

僕の設備に起きたこれらの設備の問題は、自分の目で見て、目視点検を行った結果、判明しております。

 

このブログを読んでいる事業者の皆さん、自分の所有する発電所を、年に数回は必ず確認に行きましょう。

 

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太陽光発電設備目視点検の重要性まとめ

  • メンテナンス外注をしているといっても、年に2回の除草では足りません。年に3回は最低必要です。
  • 自分の目で見て、設備の異常がないかチェックをしましょう。異常が起きていることを知らずに放置していると、あとあと多額の費用がかかる可能性があります。
  • 家族・家庭がある方は、家族みんなで太陽光発電設備を管理し、楽しむきっかけにしましょう!

以上、【太陽光発電設備メンテナンス】目視点検で設備の問題発覚!自分の目で発電設備をチェックしよう!でした。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。