こんにちは、元地方公務員ノリです。
令和3年3月に地方公務員を退職し、現在、耕作放棄地でのソーラーシェアリングを行う計画をしています。
農業をメインに、他には太陽光発電設備の除草メンテナンスを行っています。
福島・宮城・山形エリアの太陽光発電除草メンテナンス55,000円です。
ご依頼お待ちしています!

約一ヶ月ぶりの更新です。
この一ヶ月は、さくらんぼの栽培に追われ、慌ただしく過ごしておりました。
今日は、この一ヶ月のさくらんぼ栽培について振り返ってみます。
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さくらんぼの摘果作業
まずはさくらんぼの摘果作業です。
この摘果作業が非常に時間がかかりました。
摘果作業は、さくらんぼの実を減らすことで、一つ一つの粒をより大きく、そして糖度を高めるために行う作業です。
摘果前

摘果後

このように、さくらんぼのすべての木を、1本ずつ、摘果作業をしていきます。
僕の園地には、約50本の木があります。
1本1時間未満で済む木もあれば、こちらの写真のように実がたくさんなっている木は5時間以上かかりました。

収穫直前までの作業では、摘果作業が1番大変でした。
摘果が終わった後は、より大きな実になるよう肥料散布も行いました。

さくらんぼビニールハウスのビニールかけ
その後、5月下旬にはさくらんぼのビニールハウスのビニール掛けをおこないました。
さくらんぼは非常にデリケートな果物で、雨にあたると皮が割れてしまい、商品にならなくなってしまうために、雨よけのためにビニールをかけます。


ビニールハウスは、高所での作業です。
真ん中の支柱1本にのり、端から端まで、歩きながら、ビニールを少しずつ広げていく作業です。

非常に危険な作業のため、慎重に行いました。

高所恐怖症の方には、まず、無理な作業だと思います。
終わった後は、このように、非常に眺めの良い景色となります。


終わったとは、達成感がありました。
葉摘み作業
6月上旬は葉摘み作業です。
さくらんぼは、葉で光合成を行い、甘くなり、赤くなります。
しかし、葉が重なりすぎていたり、さくらんぼの実と実の間に葉が挟まっていると、その部分だけ色づきが悪くなります。
そのため、小さな葉や、間の葉を摘み取り、光が当たりやすくなるようにします。
これを葉摘み作業といいます。

葉摘み作業を終えると、このような状態です。
あまり落としすぎても、木の樹勢に影響がでたり、翌年の花芽に影響するということもあり、少し加減が難しい作業でした。
反射シート敷き
葉摘み作業を終えた後は、最後の仕上げに、少しでも多くの光を当て、さくらんぼを赤く、甘くするために、反射シートを張ります。


色づきがまだ少し足りない部分がありましたが、反射シートを敷いたので、残り1週間できっと赤くなってくれるでしょう。

いよいよ、来週からさくらんぼの出荷
本日反射シートを張り終え、いよいよ来週から出荷が始まります。
すでに色づきが良い部分はこのような状況です。

少しずつ、甘みも出てきました。

納得いくレベルまでは、まだ甘みが足りてませんが、来週の出荷予定のころには、糖度も十分になるはずです。
ブログの読者の方々にも、ふるさと納税で注文していただいた方がたくさんいますが、佐藤錦は、来週15日頃から発送開始し、25日ころまでには、発送を終える予定です。
出荷目安
- 佐藤錦:6月15日~25日前後
- 紅秀峰:6月末~7月10日頃
- 紅てまり:7月10日前後に発送
このようなスケジュールでお送りします。
なお、冷蔵で送付となりますので、到着後は、常温に置かず、すぐに冷蔵庫で保管し、2日以内で食べていただくようお願いします。
以上、この1か月のさくらんぼ栽培についてでした。
次回は、ぶどう栽培、リンゴ栽培、なす栽培など、記事にしていきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。