公務員

大手民間企業から地方公務員へ転職した理由

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こんにちは! 地方公務員のノリです。

今日は、僕が大手民間企業から地方公務員へ転職した理由をご紹介します。

公務員に転職するかどうか、迷っている人の参考になればと思います。

 

本記事の内容

  • 公務員へ転職する前は
  • 公務員へ転職したきっかけ
  • 人生一度きり
  • 公務員へ転職しようか迷っている方へ一言

以下、詳しくお伝えします。




公務員になる前は

僕は大学卒業後、すぐに公務員になったわけではありません。

 

人に役立つ仕事がしたい、人の生活に関わる仕事がしたということで、インフラ関係の企業へ絞り、民間企業の試験や面接を複数受けました。

 

運良く、倍率300倍の難関を突破し、誰もが知っている大手企業の総合職に合格、その後、配属になった地方の政令指定都市でサラリーマンとして4年間営業を行いました。

 

仕事については、当時、新たなテクノロジーによって、様々なサービス、製品が次々に生まれてきていたタイミングでありそれに関わる仕事でしたので、最先端の分野に関わることができ、非常に刺激のある日々でした。

学生時代には経験できなかった、責任ある立場での仕事、プロジェクトの推進、自分の行った仕事が形として見れる、やりがいのある仕事でした。

 

給料面でも周りの同年代の平均的な額よりは貰っていたはずです。

正直、今の公務員給料の1.5倍はもらっていました。

 

また、土日祝日は休みで、年休も毎年20日間を完全消化しなければならない、いわゆるスーパーホワイト企業でした。

 

当然、プライベートも非常に充実していました。

職場の上司、先輩とも仕事を超えた付き合い、交流もあり、また、同期ともプライベートで様々な体験をしたことなど、今となっては非常に良い思い出として残っています。

 

では、なぜ、こんなにいいことばかりで、転職したのか?

 

公務員に転職したきっかけ

未曾有の大災害

ある週末の金曜日、午後2時46分、あの大災害が発生しました。

2011年3月11日の東日本大震災です。

 

いつもと変わらない平日の金曜日、急に襲った大地震。

インフラ関係の仕事であった僕の会社は、全国の支社から社員が動員され、地震直後からお客様のためのサービスインフラの復旧、お客様窓口の整備、臨時窓口の開設など、すべて同時進行で、尚且つ、短期間での対応が必要となり、これまでに経験したことのないことばかりでした。

特に3月の残りの3週間弱は、支社の災害対策本部の方針に従い、現場での対応をその日に考え、対応しなければならなく、寝る間を惜しんで必死に仕事をこなしました。

会社に寝泊まりし、自宅がどうなっているのかもわからない、夜は停電で真っ暗闇、その暗闇の中、遠くでは被災した家屋の炎が見える状態。

未曾有の大災害とマスコミでは言われていましたが、震災当日の夜は、今後この街はどうなってしまうのか、本当に元の生活に戻ることができるのだろうか、といった気持ちだったことを今でも鮮明に覚えています。

 

その後、必死の復旧活動の末、おおよそ3ヶ月で震災前の状況まで復旧することができました。

 

震災は良くも悪くもいい経験ができたと感じてます。

全国の他地域エリアから社員が集まり、一緒になり自社サービスの復旧対応を行いました。

復旧までの3ヶ月の対応を行った僕の部署は、これまで以上に仲間との絆が深まったように感じました。

 

震災後の6月に実家に帰ったときの出来事

震災復旧が落ち着いた6月中旬に田舎の実家に帰った時です。

 

ふと実家のリビングのテーブルに目をやると地元の町の広報紙が置いてあり、その中の一記事に目が止まりました。

 

「町のために働きたい、職員を募集します」

 

仕事も遊びも精一杯行ってきた3年2ヶ月、

未曾有の大災害と言われた東日本大震災が起き、明日の生活がどうなるのかもわからないまま必死に仕事をこなした3ヶ月、

非常に充実はしていましたが、何か、ふと、思うものがありました。

 

震災の対応で一回り成長できた自分がいましたが、果たして、今後の人生、このままで終えていいのだろうか・・・

会社のためだけの人生で終えていいのだろうか・・・

 

そう考える自分がいました。

 

高校卒業まで18年間過ごした地元に帰るたびに、自分の知らない町に変わってきている。

人口が減り、元気がなくなってきているような、そんなイメージがありました。

 

地元の町にもっと自分の足跡を残すのもいいのではないか。

 

こんな気持ちが出てきました。

気持ちの変化

地元の町を元気にしたい!

地元で新たな産業を生み出したい、イベントを企画して観光客を呼びたい!

 

大学時代に観光学を専攻していたこともあり、頭のどこかに、観光に関わる仕事がしたいと、これまでも少なからず考えていました。

 

それが、地元の町で体験できる新たな産業を造り、イベントを企画し、観光客を誘致したいという気持ちに固まりました。

 

それとは対象に、

せっかく今の会社(大手企業)に入ったのに、辞めるのはもったいない

今の働いている状況で、これから公務員試験の勉強なんてできるのか

合格して役所に入っても、必ずしも希望する担当業務に付ける可能性はない・・・

マイナスの考えも同時に出てきました。




人生一度きり

僕は、やるかやらないか、悩んだときは、いつもこう考えています。

やらずに後悔するより、やって後悔するほうがいい

僕は、昔からやるかやらないか迷ったときは、「やらずに後悔するなら、やって後悔する」と必ず考えてこれまで行動してきました。

 

いわゆる、座右の銘というやつです。

 

公務員になり地元でスポーツ振興できるかもしれない、このチャンスを逃したら、一生後悔するのでは?ということを考え、

 

転職しないで後悔するより、転職して後悔するほうがいいや!

 

今回も迷いは一瞬だけで、すぐに応募する決心をしました。

この間、わずか数十秒の出来事でした。

 

2011年7月、地元の公務員試験申込、その年の12月に無事合格。

 

2012年4月より、地方公務員になりました。

 

その後、希望の部署ではありませんでしたが、

4年目の春、念願のスポーツ振興の担当に配属され、まさに、今、充実した毎日を送っています。

やりたいことが、次々と実行できています

本当に、転職して良かった、あの時行動してよかった、そう思います

 

公務員に転職しようか迷っている方へ一言

公務員になろうか迷っている読者の皆さんへ

人生一度きりです。

悩んでいて、そのまま何もしなければ、一生後悔します

やらずに後悔するなら、やって後悔しましょう!

行動しなければ何も変わりません。

START WITH ACTION

今すぐはじめの1歩を踏み出しましょう

 

以上、ぼくが地方公務員へ転職した理由でした。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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